読んだくれ

反抗期特有のモヤモヤやイライラの中身を解き明かしてくれる小説『モサ』

この作品は感想を書くのが難しいので紹介するか迷ったんですけど、せっかく読書メモもあることだし、伝えられる部分だけでも伝えてみようと思います。 人間でも動物でもない不思議な存在のカルガリ一家(外国人っぽいけど舞台は日本です)の長男・モサ(ニー…

『切り裂きジャック』(パトリシア・コーンウェル)シッカート犯人説について仔細に分析・考察した読み応えのある一冊!

先月、兵庫県立美術館で開催されている「怖い絵展」へ行って来たんですけど、そこで展示されていたシッカートの『切り裂きジャックの部屋』の説明で「切り裂きジャック・シッカート犯人説」とやらを知って興味を持ち、現在、パトリシア・コーンウェルの『切…

毒薬にまつわるリアルなストーリーが豊富な『毒薬の手帖』(毒薬の手帖)

毒薬という言葉の甘美さに惹かれて手に取った『毒薬の手帖』。 古代から順に毒薬の歴史を丁寧にたどっていく本です。 毒薬の手帖 (河出文庫 し 1-6 澁澤龍彦コレクション) posted with ヨメレバ 澁澤 龍彦 河出書房新社 1984-02-01 Amazon Kindle 楽天ブック…

エッセイなのに結末がミステリー!? 穂村弘『現実入門』 

SHOWROOMの配信を始めて以降、やれ旅行だお泊り会だオフ会だと飛び回っていた上に水面下で小説も書いていたので、ブログの方がすっかりお留守になっていました。 やっと落ち着いてきたので、久しぶりに本の紹介をしたいと思います。 じゃん! 現実入門 poste…

ストーリーは単純なのになぜかどの話も新鮮に感じられる不思議な短編集『ザ・ベスト・オブ・サキ』

『ザ・ベスト・オブ・サキ』は、最近バッグによく忍ばせている短編集。 短編集はちょっとした空き時間にさらっと読むことができて重宝します。 でも、ミスチルのライブに持って行ったら、恋人から「何しに来てん!」と突っ込まれました。 私的には行き帰りの…

著者が激しく暴走しながらさまざまな不思議生物を紹介していく『へんないきもの』

学校の夏休みが始まって、近所の図書館に「夏休みの自由研究」に使えそうなコーナーが出現していました。 何気なく眺めていると、『へんないきもの』(早川いくを著)という本が目についたので、気になって手に取ってみました。 へんないきもの posted with …