デザイン画通りに仕上がらない方がかえって楽しい!? フュージング(ガラス工芸の一種)初体験してきました

っ越して以来、都会まで遊びに行くのは命(?)懸け。体力を使い果たす覚悟がなければお出かけなんてできません。

どうも、職業遊び人・つるぞのです。

 

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お前の歯を引っこ抜いてやろうか!!!???

 

……ということで(?)、昨日は梅田にある「ゆう工房」でフュージング(ガラス工芸の一種)を初体験してきました。

 

 

フュージングというのは、いろんな色・質感・形のガラスを自由に組み合わせ、電気炉で加熱してくっつけるタイプのガラス工芸です。

今回は四種類の中から土台を選べたんですけど、私は正方形の四角がやや内側に丸まった形の小皿をチョイスしました。

 

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(色ごとに仕分けされたガラスパーツに大興奮!)

 

ひと通りの説明を、内心「お、覚えられない!」とパニックになりながら受けたあとは、自分たちのペースで製作していきます。

流れとしては、紙におおよそのデザイン案を描いたあと、実際にガラスをカットしたりしながら土台となるガラス板や紙の上に配置していき、最後に専用の糊で貼りつけて完成!

あとはお店の人におまかせです☆

 

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実際の作業場面はこちら。

時間が経つにつれて、ガラスの破片が作業台上に散乱していきます(笑)

ガラスをカットするのが怖くて、最初は二人とも恐る恐るでした。小さい破片が飛んだりするのでゴーグルは必須。

オイルカッターで表面に傷(この傷に沿って割れる)をつけたあと、専用のペンチみたいな工具で挟んでパキッと割るんですけど、これがなかなか難しい!

だいたい、傷をつけたライン通りに割れてくれるんですけど、あくまでも「割る」という動作なので、完璧にきれいな直線や曲線が描けるわけではありません。

そのため、作っていくうちにどんどんデザインが変わっていったんですけど、それがかえって楽しかったです。生きた作品というか、ガラスとコミュニケーションを取りながらふたり(?)で作り上げていく感じがしました。

 

で、完成したのがこちら(電気炉で焼き付ける前なので、正確にはまだ完成品ではないのですが……)

 

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何をイメージしているかわかりますか?

 

 

 

……正解は、魚です!

 

 

 

深い海のような青いガラスが素敵だったので、それをメインに使おうと決めてイメージを膨らませていったら、こんなデザインになりました。

最初は尾ひれも微妙に色味の違う青色を使う予定でしたが、ガラス入れからこのレモンカラーの三角形(最初からこの形でした)を発見して心を奪われてしまったので、途中で変更しました。

 

他にも上下のラインとか全体に散りばめた細かい破片とか、作っていくうちにどんどん新しいアイディアが浮かんできて、最初に描いたデザイン画よりもずっと素敵(自分目線)な作品に仕上がったなと思います。

 

昔は、「完璧に思い通りにならないこと」が大嫌いで、ガラスや陶芸のように扱いにくそうな素材を使った工芸に魅力を感じませんでした。折り紙や砂絵なんかも、「絵を描けない人が仕方なくやっているもの」なんて思ってました(!)

でも、最近、陶芸やガラス工芸を体験していく中で、自然に生まれた形や質感、色などを組み合わせることで自然とコラボする楽しさを知りました。

 

「工芸体験めぐり」が新しい趣味に加わりそうです☆

 

余談ですが

なさんお気づきでしょうか?

私の作品の魚の顏に何やら黒い物体がのっていることに。

こちら、最後の最後に迷って付け足したお髭です。

ガラス片は熱するととろけた感じになるので、焼き上がりも髭らしさを保っていてくれるのか不安ですが……。

そのあたりも含めて完成が楽しみです!

 

以上、解散!