のらくら同棲日記(※フィクションです)、連載開始しました!

説について、もう何か月も前から『技術的なことからいったん距離を置く時期だ』と感じていて、そっちにシフトチェンジするために何度も試行錯誤してきました。

 

小説界に存在する「小説とはかくあるべき」という概念を振り払い、自由に表現しようとしては、これまでに学んできた知識や技術に手足をひっぱられて、「これじゃない」と立ち止まる日々。

 

たくさん、たくさん、ボツ原稿を書きました。

書いている瞬間そのものを楽しめる日もあれば、なかなか形にならないことにイライラし、フラストレーションが溜まることも。

 

そうやって、書いては消して(昔のイメージだと、原稿用紙を埋めては丸めて捨てる、アレです笑)を繰り返してきましたが、今日、やっとちょっとタガが外れた気がします。

 

ということで、これまでとはまったく違った趣向の小説を連載し始めました。

 

p.booklog.jp

 

 

同棲日記っていうタイトルだけど、中身はフィクションです。

四コマみたいな軽い読み心地なので、ほんわかしたいときや暇潰しにどうぞ♡

 

ちなみに、爾胡丸(にこまる)という名は高知県産の同名の米から取りました。

 

(なぜ、米……。)

 

リアルな知り合いはご存じだと思いますが、私はアホなことをしてふざけているときが一番生き生きするんですよね。不思議とエネルギーが湧いてきて、なんでも「やってみよう!」という気になれるんです。

 

でも、表現形態が小説になると途端に真面目になる。

そこを壊そうとしても、変なプライドに邪魔されてできなかったんです。

 

それをようやく乗り越えることができました。

この小説はある意味、私そのままの作品です(笑)

 

仕事とか恋愛とか家庭とか、いろんなことで深刻になりすぎて余裕を失っている人のもとに届くといいなあ。もちろん、楽しいことやお馬鹿なことが大好きな人にも。