「眠りから覚めた親知らず」というワンフレーズからイメージを広げた短編小説『ねむれ、ねむれ」

なさん、親知らずって生えてますか?

わたしは過去に一度、魚の骨が刺さっているものと勘違いして歯茎から若干突き出ていた親知らずを引っこ抜いかけたことがあるんですが、その歯はどこへ消えたのか、ふたたび皮下に潜り込んだのか、歯医者でレントゲンを撮ってもらうと四本とも眠っている状態でした。

 

ところが、つい最近、左上の親知らずがひょっこり頭を出したのです。

やっとわたしも「親知らず」な子になれたのかもしれません。ここ数年の暴走は目覚しかったので。

 

そんな話を恋人とだらだらしていたら、どちらかの口から(覚えてない)「眠りから覚めた親知らず」というフレーズが飛び出しました。

それがおもしろかったので勢いで小説にしてみた次第です。

 

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最近の作品は恋人との会話の中から発想が生まれることが多いです。