生月で #添業しろ ~大好きなあの人との距離がぐっと縮まる秘密の秋合宿~

 11月3日~11月5日の二泊三日で『カップル向けの企画合宿』を行います。場所は長崎県平戸市・生月。二人の関係を今よりもっと深めたいカップル向けの企画です。(付き合っていなくても、お互いに好き同士ならOK。主催の北くんと水流苑も彼氏彼女の関係ではありません)

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 この企画が生まれたのは、十月最初の連休を利用して開催した生月合宿に参加したことがきっかけでした。
 
 今回は私の他に参加者がいなかったため、実質、北くんと二人きりでのデート旅行。そこでの体験についてはnoteのマガジン『生月島開拓合宿プロジェクト』の方で連載中なのですが、実は、ここに書いている物語の裏側で別の物語が進行していたのです。

 

 

 私と北くんは最初、「性愛の研究がしたい」「SM的なことがしたい」という欲で繋がったので、お互いに恋愛感情を抱いてはいませんでした。何かしら魅力を感じていた部分はあったのだろうけど、そこまで深く惹かれ合っていたわけではなくて、純粋に「遊びに付き合ってくれる人が見つかった」という感覚が強かったように感じます。

 そこからの展開については『性愛研究書』の中で詳しく書いているので割愛しますが、何度か身体を重ねるうちに相性の良さを感じるようになりました。それと同時に、一緒に料理を作ったり、彼が主催するオンラインイベントに参加したりと、セックス以外の楽しみを共有する機会も増えてきました。
 だけど、お互いに彼氏彼女という関係性に違和感を覚えていたせいか、心のどこかに一線を引いており、そこから先は踏み込まないようにしているところがありました。

 それが、生月合宿を境に大きく変化することになります。
 急に心の距離が縮まって、お互いに素直な愛情表現ができるようになったのです。彼の方から手を繋いでくれたり(これまでは私が一方的に繋いでもらっている感じだった)、道端で車の中で所かまわずキスをしまくったり、足湯に浸かりながら足でじゃれ合ったり……。
 何よりも大きかったのは、言葉で愛を伝え合えるようになったこと。素敵だと思った部分、心が動いた場面、自然とあふれ出す「好き」を恥ずかしがらずに表現できるのってすごく気持ちがいいんです。
 生月に行く前は言葉でのコミュニケーションにどこか詰まりを感じていて、「もっと深い話がしたいけど、そこまで入っていく方法がわからない」という状態だったのですが、生月に行って以降は風通しがよくなって会話がすごく楽しくなりました。
 いいことだけじゃなくて、話しづらい話題についても自然な状態で話せるようになったので、その都度、新しい課題を見つけて少しずつ関係を作り変えていけている気がしています。

 私たちの関係が変わるきっかけとして、合宿初日にとある事件(詳細はエッセイとして販売中⇒『形骸化した彼氏・彼女の関係にはなりたくない』が起こったことが大きかったのですが、それをプラスに転じられたことも含めて、生月の持つ独特の空気感には何か不思議なエネルギーを感じました。
 ほとんどもらいもので作った『サードベースカフェ』に、海のゴミで作った某ネズミや某海賊のキャラクターを堂々と飾っている『コンプラの館』(北くん命名)、他にも、日本本土でやったらアウトになりそうなことも、この島ではなぜか許されてしまう。
 生そのものを楽しんでいるというか、牧歌的というか、そうした島全体のゆるい雰囲気が、訪れる人たちの心を素直な状態にしてくれるのではないかと思います。
 心が開いた状態で二泊三日をともに過ごすのだから、相手との距離が近づくのも当然なのかもしれません。

 二人の関係が変わったことについて、旅の途中、何度も「生月マジックだね」と話し合っていました。その一方で、「生月という場所がこの関係に貢献してくれているなら、旅が終わったら二人の関係も元に戻ったりするのかな」と寂しく思う気持ちもありました。
 それから一週間が経過した頃、彼の運営するグランモール和光(東京と埼玉の境目にある一泊500円で泊まれるオープンソースハウス)に遊びに行く予定ができました。生月で濃密な時間を過ごしたばかりだから、今回は淡白な再開になるかもしれないと思っていたのですが、実際は生月合宿の延長のような日々を送ることになりました。
 生月では堂々と人前でイチャついていたのですが、東京・埼玉でも所かまわずイチャつきまくっていました。もともと人目を気にしてそんなことはできなかったのですが、生月でやってみたことで平気になったみたいです。

 人前でイチャつくことについては賛否両論あるかと思いますが、一緒にいる間ずっと幸せな気持ちでいられるし、たとえば女の子を含めて遊んでいる時に嫉妬するような出来事が起こったとしても、その場で愛情表現をしてもらえると変に拗ねたりこじらせたりせずに済みます。
 また、私の場合、恋愛に絶望していた時期に仲のいいカップルを見たり彼らから話を聞いたりしたことで「幸せな恋愛もあるのだな」と希望が持てたので、そういう意味でも変に遠慮したりせずに堂々とイチャついていきたい所存です。

 何が言いたいかというと、みんな黙って #添業しろ ってことですね。

※添業とは?①同性・異性に限らず「いいな」と思った相手と肌の触れ合いや心の交流を通して、お互いの距離を近付けていく行い。②デートや相手に対して愛を持って行う行為の総称。【例文】「朝も昼も夜も添業に明け暮れて廃人になりそうだ」「星空の下、テントの中で添業をするのはとても楽しかった」(参照元:北祐介さん)

 他にも、島での生活や開拓をする中でこれまで見えていなかった彼の頼りになる一面が見えたり、星を眺めたりしながら二人でゆっくり対話する時間を作れたり、一緒に感動できる場面が多かったり、人前でイチャつきやすい環境だったり、何かと一緒に参加した人との心の距離を縮めやすい要素が詰まっていました。

 そこから、「生月ってカップルの仲を深めるのに最適なスポットだよね」という話になって、どうせならカップル向けの合宿を企画してみようと思い立った次第です。
 
 こういった流れがあって、先日、グランモール和光にて企画会議を行いました。
 自分たちの関係がどこでどう変化したのかを分析して、それを他のカップルにも応用できるようにワークショップやミッションの形にして企画に盛り込みました。
 スペシャルイベントやミッションが発生したり、自分の心と向き合うワークがあったり、二人でゆっくり語り合う時間があったりと、二人の距離が縮まる仕掛けが盛りだくさん! 
 
 ワークショップ作りが得意な北くん&性愛の研究が趣味の水流苑が自信を持ってお届けする一風変わった秘密の合宿に、ぜひ参加してみませんか?
 次があるとは限らないので、ピンと来たら直感を大切にしてね。

 今回は宿泊先や車の関係でカップル1組だけの限定募集となります。

プログラム

・スペシャルイベント(目玉)
・秘密のミッション(3つくらい)
・星空の下でテント泊(1組につき1つテントを用意します)
・緊縛講座(需要があれば)

スケジュール(後ほど掲載予定)

イベント詳細

日程:2018年11月3日 13:00〜11月4日16:00(現地集合&現地解散)
参加費:
前払いの場合は3万円
②当日支払いの場合は4万円(前金1万円を事前にお支払いいただきます)
※現地までの交通費は各自負担。宿泊先と食事はこちらで用意します。学割、U20割あり。割引の詳細は北まで。
キャンセル料:100%(1組限定のため)
定員:2名(カップル1組。お互いに好き同士または同性同士でも可。希望があれば片想い向けのプランも組みます)
場所:長崎県平戸市生月島

※当日は13時までに『たびら平戸口駅』に集合
※送迎が必要な場合は一人につき千円プラス。その場合は9:30までに博多駅前に集合して下さい。ただし、行きのみとなります。

↓公式イベントページはこちら

一緒に美味しいものを作って食べたり、平戸の街を歩いたり、西海国立公園にも指定されている生月の海を一緒に眺めたり、星空の下でお寿司パーティーをしたり、流星輝く空を眺めながらテントで一緒に眠ったりして、深める絆。

今の彼氏or彼女とどこか遠くに出かけたことがない方。
今は付き合っているけれども、これから先にどうなるか不安で不安で仕方のない方。
相手をある程度信頼しているけれども、もっと濃密な関係になりたいと思う方。
 
そして、気になる人がいて、その人と最高のデートをしたいと思う方にこそ来て欲しいプログラムになっています。
(イベントページ本文より引用)

お申し込み方法

 各種SNSより北または水流苑までご連絡下さい。

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